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2012年1月

YOUNG GUITAR 1996年10月号 ジェイク Jake特集

 YOUNG GUITARの1996年10月号に掲載のジェイク特集の記事を紹介します。

Youngguitar199610

 表紙は、いわずと知れたイングウェイ御大でございます。

 今回もジェイクの「A FINE PINK MIST」絡みのお話でございます。

Jakespage

 どの前後のYOUNG GUITARは、ジェイクの特集を組んでいるのですが、全部、この「A FINE PINK MIST」の話です。

 今回は一部、スコアと本人の演奏時の手、というかポーズというのかなあ、が、掲載されています。

 まず、私の好きな曲「The Rapture」から、ご紹介。

Theraputure

なるべく、はっきりと見えるように画像処理したのですが、見えにくいところはご勘弁を・・・。

次は、「The Velvet Fire」です。

Thevelvetfire

そして、スコア紹介の間に、ページのあちこちに掲載のジェイクの画像を挟んでいきますね。

Holdguitar

次のスコアは、「Exithouse」です。

Exithouse

(ちょっと画像が小さいですね。すみません)

Jakeissitting

次の曲は、「Galaxy Of Tears」の一部です。

Galaxyoftears

 ざっとこんな感じです。

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実は、ジェイクネタがどんどんと数少なくなり、今までの調子で紹介していると、春までにネタはなくなってしまうと思い、一月から、週に一回のペースでご紹介することにして、なんとか、紹介できる期間を長くしていこうと考えていましたが、やっぱり、手に入った雑誌はすぐに紹介しないと、欲求不満になってしまいまする。

と、言うわけで、昨日に引き続き、今日もジェイクネタでブログアップしました。

ジェイクが早く復活してくれると、がんがん雑誌とかに掲載されるから、こんな心配もしなくてすむのに・・・。と思ったりする今日この頃です。

なんとか少しでも長く、ジェイク関係の記事がアップできるように頑張っていきます!!

そうそう、寒い日が続きますが、皆様、お風邪にはご注意ください。私は、何だか頭も痛く、くらくらするので、ちょっと危ないです。皆様もお体、ご自愛ください。ではでは。

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映画「オジー降臨」 果たしてジェイクは出ているか?!

 昨日(1月28日(土))、かねてから非常に気になっていた映画「オジー降臨」を見に行きました。

 これは、映画のチラシの表側。

Peperomote

 そして、下の画像は映画のチラシの裏側です。

Peparura

 大阪市の心斎橋にある「シネマート心斎橋」に見に行きました。いまでこそ映画は座席指定のところがほとんどだと思いますが、ここは、なんと映画チケットという名の整理券でして、整理番号順に映画を上映する場所というか、上映会場に入るのです。

 そうそう、来場記念ということで、下の二つをもらいました。左側はチラシを小さくしたシールで、右側は缶バッチです。

Presents

 映画のパンフレットがないか、スタッフの方にお尋ねしましたが、「この映画のパンフレットはないですね~」とのこと。

 映画のチケットを窓口で買っている時に、私の後ろを並んでいたカップルが、「オジーの映画、観る人いるんだ」と小声で言っていたのが、しっかり耳に入ってしまいました。(ぷん!!)

 オジーというよりは、ジェイクを探すのが一番の目的だい!!

 で、映画は上映されました。私は一番後ろの席に座っていたのですが、数を数えると、観客は私を含めてたったの18名。

 う~ん。正直、もう少し、多いのかと思ってました。

 映画ですが、オジーがブラックサバスに入るかなり前から、現在に至るまでのドキュメント番組で、オジーや、シャロンや、子供たちや、他、いろいろなミュージシャンのインタビューとライブ映像を織り交ぜた映画です。

 映画自体は、結構、個人的にはよかったと思います。

 ランディ・ローズのインタビュー映像は、正直、初めて見ましたし、演奏シーンもよかったです。もっとも、ランディファンはよく知っている映像かもしれませんが・・・。

 で、ジェイクですが(これが一番肝心)、私は見つけられなかったのです。やっぱ、全然出てないんだ、と思ったのですが、後で、同じ映画を見た人に聴いたら、チラッと、一瞬、映っていたそうです。(私は見逃したらしいです。うきゃあbearing

 ザック・ワイルドも、ルディ・サーゾもトニー・アイオミも、字幕紹介付きで出ていたのに、どうして、ジェイクはチラッとだけなのか(そのチラッとを見逃してしまった悲しい私)・・・。

 そうそう、字幕監修は、あの「伊藤政則」さんです。

 オジーの人となりや、これまでのあり方を知りたい、という人にはお勧めだと思いますよ。

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ジェイク Jakeとマンディ・ライオンとのツアーDVD コレクター品?!

 知人からジェイクがマンディ・ライオンとライブしているDVDをお借りすることができました。

Amote

(これはDVDケースのおもて面です)

 知人は、ヤフオクで手に入れたようですが、いわゆるコレクター版とか、「ご理解ください」等々という説明のもとに、納得のうえ、落札するという商品です。

 前々回の記事でも紹介しましたが、ジェイク自身、「そう言えば、あのツアーのブートが出ていたよ。日本でね。」と言っていたものだと思います。

Ura

(これはDVDケースの裏面です)

そして、これが、まあ、DVDです。

Dvd

 中の画像をチェックして、できればこのブログでアップしたいなあ、と思い、どれくらい時間がかかるかわからないので、休日の日曜日の今日、DVDを見ながら作業することにしました。

 撮影日は、1994年3月27日ですが、場所は不明です。

 多分、観客が撮影したものだと思うのですが、フォーカスがぼんやりしているので、非常に画像自体は荒いです。

 最初はジェイクだけに焦点を合わせている部分も少しだけあったのですが・・・。

Solo_2

すぐに、ベースとドラムとマンディとジェイクが画面に入るような、構図になります。

これは、その構図の前に、なんとか拾った画像です。

Dark1

あと一枚、

Dark2

元画像がいまいちなので、明るさなど修正をして、なんとかこんな感じでアップしています。

最初は、通しでこのDVDをまず見たのですが、とても、見づらいものでした。

Three

これは、まだ明るい方です。

通してまず見て、これはちょっと場面ごとに拾って画像をとろうと思い、もう一度、時間を見てチェックしながら、画像をコマ単位でチェックして取りましたが、あまり綺麗じゃないのはご勘弁を・・・。

Three2

マンディさんの声ですが、曲の紹介とか、話す声は特になんとも思わないのですが、歌声が、あんまり、私の好きではない声です。絶対に!!!レイ・ギランを連想させない声ですね。

Twoplay1

 ただ、ジェイクの見せ場も18分過ぎと32分過ぎ当たりであったので、そこは聴きごたえがあります。ただし、動画は非常に暗いです。

Change

↑これは、ギターを交換しているところ。

ギターは3本ほど、使っていましたが、しかし暗い。よく見えない。

60分、ライブ映像があって、あとは10分ほど、退場後のステージ映像がありました。

ジェイクが見れたのはよかったですが、しかし、なんだか疲れました。というか目が疲れました。

というわけで、これからお昼ご飯します。ひゃあ、お腹すいた。

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YOUNG GUITAR 2012年2月号 The Guitaristsにジェイクが!

 YOUNG GUITARの2012年2月は、ギタリスト300人の特集です。

Youngguitar20122

 ギタリスト300人の特集ともなりますと、「絶対!!」にジェイクが入っているはず、という思いを込めて、ページをめくりますと…。

 ふふふふ。

 ありました!

 13ページにジェイクの記事が!!

Jaketopic

 小さいですが、でも、掲載されているのはうれしいです。

Jakeup

 もちろん、表紙にもジェイクは載っていますよ。どこにいるって?

 「300」の「3」の部分です。見つけられるかな?

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YOUNG GUITAR 1996年9月号 ジェイク特集!!

YOUNG GUITAR 1996年9月号 Jake E.Lee特集!

(少し遅くなりましたが…)あけまして、おめでとうございます。新年最初のYOUNGGUITARジェイク特集記事をご紹介させていただきます。

 この記事の冒頭にありますように、「2年半ぶりのインタビューをご堪能あれ」という言葉に沿いまして、新年を祝い、今回の記事のインタビュー内容を全部、紹介したいと思います。結構、長くなりますが、よろしくお願いいたします。

「僕はミュージシャンであり、これが好きな音楽だ」という意思表示の作品なんだ。

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Youngguitar19969

YG:バッドランズ解散後の活動に関して聞いておきたいんだけど、'93年頃、元WWⅢのマンディ・ライオンとプロジェクトを始めたよね?

JL:彼の名前は言いたくないんだけど(笑)、確かにマンディとはプロジェクトを演っていたし、僕にとってそれはクールな音楽だった。でも、彼にはそう思えなかったみたいでね…、結局止めてしまった。如何にも僕が演りそうな、つまり的を得たものもあったんだけど、お互い考えている事にズレが出来てしまったんだね。それに…、彼は特異なキャラクターの持ち主でさ。実に変わっている。そんな彼と、その後人間として付き合っていけるか、それを見極めるために、3ヶ月のアメリカ国内ツアーに出たんだけど、3カ月後には無理だという事が分ったよ。共作という形をとっていた曲には僕は満足出来なかったし、仲間として一緒に行動するのは無理だと感じた。結局それっきりさ。

YG:ツアーにも出ていたのは知らなかった。

JL:オリジナル以外の曲がほとんどだったけど。そう言えば、あのツアーのブートレッグが2~3枚出ていたよ、日本でね(笑)。

Jake19969

YG:信じられないね。で、今回のインストゥルメンタル作品に至る訳だけど、インストにした理由は? シンガー探しにウンザリしたって事?

JL:色々な事が折り重なった結果だけど、暫くの間シンガーの事を心配しないでいよう…と、そんな思いがあったのは確かだね。思い返してみれば、対バンドとの問題はあったものの、僕はレイ・ギランを凄いシンガーだと認めていたんだ。だから、彼と別れた後、彼のような実力者を再び見付けるのは難しいと思ってね。実はマンディと組もうとしたのは、レイとタイプが違うからなんだよ。アプローチが違えば「レイならもっと巧く唄えたのに」と後悔しないで済むだろ? ところが、最終的にはマンディともダメになって、出発点に逆戻り。その時に考えたんだ、「レイくらいのシンガーを探すべきか、それともまったく違う方向に進むべきか」ってね。そして結局、「シンガーと組まずにインストゥルメンタルを演るのに良い時期かな」という考えに落ち着いた訳だけど、インストゥルメンタル曲はその時既に2曲くらい書いてあったし、今回収録した「Galaxy Of Tears」はバッドランズのアルバムに入っていたかもしれない曲なんだ。だから、僕にとっては”突然のインストゥルメンタル作品!”という事でもないな。

YG:それにしても、オジー、レイ、マンディー…、常にシンガーとの人間関係で巧く行かなくなってしまうよね。

JL:レイの時は”彼とバンド”という対決構造だったけど、確かにいつもシンガーと僕は巧く行かないね(苦笑)。でも、次のアルバムはシンガーを入れるつもりなんだ。今回同様、僕がギター以外の楽器も弾いて、ドラムもプログラミング…、つまりバンドという形にはならないだろうけど、歌入りの作品にしようと思っている。

Yellow

YG:今回はドラムもプログラミング…って?

JL:このアルバムには僕以外、誰も入っていない。ドラム・マシーンは僕がプログラムしたし、ギターはもちろん、ベース、キーボードも僕が弾いているって事さ。「The Rapture」に入っている女性のナレーション以外は、全部僕が演っているんだ。

YG:まさに”ソロ”作品という訳だね。さて、オジー時代にコンテンポラリーな技でキッズを唸らせたジェイクだけに、テクニカルなプレイ作品になる!?という予想も少しあったけど、蓋を開けてみれば、”技”よりも”音楽要素”が多彩なアルバムだった! 今回のテーマはそこにあったんじゃない!?

JL:それは考えていた事の1つだね。僕の場合、インストゥルメンタル音楽という言葉で連想するのが、ハーブ・アルパート&ティファナ・ブラスの「Soulfinger」なんだ。今回のある場には僕のヴァージョンを入れたけど…、彼らは歌の無い中にムードを作り、メロディーを入れ、そして高いレベルに鍛えたテクニックも自然な形で披露している。それに対して、ロック界に出回っているインストゥルメンタル・アルバム…、特にギター・アルバムと言われているものを聴くと凄く退屈なんだ。腕の良さだけを認めさせようとしているようでね。僕はそうしたくなかった。ハーブ・アルパートほどムーディーでメロディックなものが作れたかどうかは分からないけど、少なくとも過剰なテクニカルさはないと思う。

Threeguitars

YG:アイデア豊富なバッキング・パターンを作る点で、ジェイクは一目置かれていた訳だけど、”クールなリフを作る”という事は今でも意識しているんじゃない?

JL:ウ~ン…、リフを含めて、このアルバムでは特に何か具体的な事を演ろうとしている訳ではないんだ。素直に曲を書いて、出来たものが出来たもの!って感じ。前もって焦点を定めていた訳ではない。だから、各曲のスタイルは結構バラバラだろ?(笑) ただ、今話したように、ムードとメロディーは重視したよ。朝起きた時に頭の中を巡っていたメロディーやリフ、あるいは、例えば悲しい孤独感に苛まれた時、それを慰めてくれたムーディーなフレーズとか、そんなものが詰まっているんだ。

YG:ジェイクが最初に手にした楽器はピアノだけど、”ムード”というキーワードを際立たせるため、ピアノを弾きながら曲を書いた事は?

JL:それはない。さすがに今ではギターの方が自由に表現出来るからね。13~14歳の頃ピアノで書いたお気に入りの曲はあるけど、今回のアルバムには合わないし…、キーボードで書く曲って何か映画のサウンド・トラックみたいな感じになるだろう? 今でもピアノは弾くし、それで曲を書く事がない訳じゃないけど、そんな曲を入れても誰も聴きたがらないだろうな(笑)今回はそれよりもペダル・エフェクターを買って遊んでいる内に出来たって事があったけど、そっちの方がYGとしては興味があるんじゃない?(笑) 「I Magnify」は新しいファズを試している時、20分ほどで書き上げたし、「Bludfuk」もペダル遊びの中から出来た曲なんだ。それにレコーディングで使ったペダルの数は66個…、ペダルこそ今回のキーワードになっているね。

Many

YG:確かに多彩なエフェクト音が入っていると思ったけど、66個!?

JL:記憶ではね(笑)

YG:ジェイクは元々アナログ派だったけど、そこまで増幅していたとは! デジタルのラック式エフェクターを使っていたのは遥か昔…、確かオジー時代?

JL:最後にラックを使ったのはオジーの始めの頃だから、「BARK AT THE MOON」の時だったと思う。あの時はオジーに言われたから仕方なしに使ったんだ。「ランディはラックを使っていた。それに巧い奴はみんなそうだ。だから思えも使え」ってね(笑)。イヤだったけど、それには従わざるを得なかった。と言うのも、それ以前、既にアームの件で僕はオジーと一度喧嘩していたから。

YG:アームの件?

JL:オジーにしてみれば「アームを使わずしてどう弾くつもりだ?」という事らしくてね。僕は「いや、アームは無くても大丈夫」と言ったんだけど、彼も引き下がらず「アームは必要だ! アーム付きのギターを買え!」(笑)。で、その時は何とか彼を説得した訳だけど、それがあったから、ラックの時は嫌な雰囲気を繰り返したくなくてシブシブ使ったよ。でも、ツアーではやっぱり満足な音が得られなくて、ラックはそれっきりさ。

Anp

YG:アナログ・エフェクターに魅かれる理由は? デジタルは音の線が細いって事?

JL:アナログとデジタルの違いは、ストラトとレスポール、古いマーシャルとメサ・ブギーの違いのようなものだと思う。レスポールやブギーは非常に安定していて、予想した通りの音が正確にでるよね? つまりデジタル・エフェクター的なんだ。ところが、ストラトや古いマーシャルはアナログ・エフェクターと同様、プラグを突っ込んだ時に何が起こるかわからない。言うなれば、思い通りの方向に進むかもしれないし、振り落とされるかもしれない、そんな荒馬を乗りこなすワイルドさと同じさ。僕はそっちが好きなんだ。だから僕が弾くのはストラト的なギターであり、アナログのペダル・エフェクターなんだよ。これに立ち向かう時は必死に格闘しなければならない。でも、そんな中から思いもよらなかった音が生まれる事もあってね。デジタルにはない面白さだよ。

YG:使用エフェクターの話も交えながら収録曲の紹介をしてくれる? まず「Exithouse」。

JL:この曲のリフが頭を巡っている時期、ウォーレン(デ・マルティーニ)から電話が掛って来たんだけど、その時、彼が猫に手を噛まれて救急病院に行ったという話から、「病院では大勢の人が死ぬ」というシリアスな話題になってね。要するに、人が死ぬ時には魂からそれぞれ違う色の光が放たれる…、丘の上から病院を見ていたら、それは映画の1シーンのように、とても眩しいライティング・ショウのようになるかもしれない…、と、そんな事を話していた訳。死ぬという事は悲劇だし辛い事だけど、そこから曲のアイデアが生まれたんだ。つまり、巨大な"exit house"(脱出場?)だよ。だから、少々不気味なものがあるだろ?

YG:モジュレーションがその感じを出しているよね。

JL:あれは、今回唯一使ったラック・マウントのZOOM。アルバム中、アナログ・ペダルではない音ってコレだけなんだ。2曲目の「Demon A-Go-Go」は、ギター・テクの家で彼のアーム付きギターを弾いていた時、アームによるコードの揺れから思い付いた。実際のレコーディングではアームを使わなかったけどね。次の「Soulfinger」はさっき話した通り、僕の大好きな昔の曲さ。「The Rapture」はオジーの頃に書いたもの。僕にはオジーの曲になり得ると思えたんだけどね…、彼はそれに何も加えられなかったし、バッドランズ時代のレイもそれは同じだった。だから、今回ギターを乗せて完成させたんだ。

YG:女性のナレーションが入っているけど…。

JL:実は当時のガールフレンドのために書いた曲なんだ。で、デモを本人に聴かせたら凄く気に入ってね…、彼女が詩を書いた訳。ただし、録音はそのガールフレンドではないよ。あれはエンジニアの奥さん。録音最後の日になっても良いナレーションが見つからなかったから、スタジオにいる唯一の女性だった彼女に「やってくれ!」(笑)。スペイン語の訛りがあったから少々不安だったけど、かえってそれが良かった。

YG:「Atomic Holiday」では”ワッワッワッ”というトレモロ系効果音が印象的だったけど、あれは?

JL:"Tremodillo"じゃないかな。基本的にはトレモロなんだけど、ボタンを押してスピードを半分にできるペダルなんだ。実に個性的だよね。次の「Galaxy Of Tears」を書いたのはバッドランズの時だったかな…、とにかく昔書いた曲で、コード進行が中々新しいと自負しているよ。アコースティック・ピースの「Luna Gitana」も古い曲で、16~17歳の頃に考えたアイデアが元になっているんだ。当時はアイデアとイントロにしたらいいのか、それともメロディーに発展させるべきなのか分からなくて、中途半端なまま放っておいたんだけど、それを纏めたのが今回のテイクさ。

YG:"Luna gitana"とは?

JL:"Gypsy moon"という意味のスペイン語だよ。発音が難しいね。

YG:最後の「Bludfuk}、それと「Atomic~」には逆回転のような音が入っているけど、あれは実際に弾いているの?

LJ:いや、逆には弾いてないよ。総てペダルさ。「Atomic~」に関して言えばPRESCRIPTION ELECTRONICSの"Experience"を使っている。逆回転のタッチを出すモードが付いているペダルなんだけど、良い雰囲気だろ? 「The Velvet Fire」では逆回転技で弾いたけど、あとはペダル技さ。ただ…、今回様々なペダルを大量に使ってはいるものの、まず大事にしたものは音楽そのものだからね。あくまでもペダルは曲に合うものを使っているし、無理矢理ペダルに合わせて曲を作るような馬鹿はしていない。そこのところは勘違いしないで欲しいな。

YG:エフェクト音に影響を受けつつ、より良い楽曲作りを目指した作品…という事になるのかな。

JL:そう…、それほど強烈な目的意識があった訳じゃないけど、つまりそういう事さ。ペダル・エフェクターを試しながら、自分で楽しめる曲を書いてアルバムに入れたって感じだね。それをみんなが気に入ってくれたらクールだけど…、とにかく「僕はミュージシャンであり、これが好きな音楽だ」という意思表示の作品なんだ。

YG:ところで、アルバム・タイトル"A FINE PINK MIST"に込められた意味は?

JL:実は去年の夏と一昨年の夏、僕はずっと病的な精神状態にあってね。その間、惨い映画とか殺人場面ばかりを集めた映画とかをビデオで観ていたんだけど、あれはジェームズ・ボンドものだったと思う…、スノー・スキーの追跡シーンがあってね、悪役が最後に雪を吹き上げている大きなファンの中に突っ込んでしまうんだ。すると綺麗なピンク色の霧が舞うんだよ(笑)。あと例えば、鳥が青空を飛んでいるんだけど、ジェット機が飛んで来てその鳥をエンジンに巻き込んでしまう、なんて映画もあったな。鳥は突然消えて、綺麗なピンク色の霧が残るだけ…、とても美しいんだけど、鳥から霧に変化する過程には恐ろしく暴力的な惨い事が起こっている訳だよね。悪役のシーンもしかり。それが病的にエキサイティングだと思えたんだ。ピンク色の霧(pink mist)なんて、パンジーみたいで華やかな響きがあるけど実は誰かの血だったという…、いわば、美しいものと暴力的なものの残酷な関係だね。少し考え過ぎかな(笑)。そんな感じさ。

Red

YG:ジェイクらしいアイデアだね。では最後に、5年間アルバム・リリースを待っていたファンにメッセージを。

JL:オジーのバンドに入ったのが83年、それから13年の間に、今回のアルバムを入れて5枚か…、ワォ! どうしてそんんあに時間が掛ったのか(苦笑)。こんなにスロー・ベースだった事をファンは許してくれるかな。とにかく、今回のアルバムはオジーともバッドランズとも違うから、最初は驚くかもしれないけど、ファンの人達は僕が演りそうな事だと分かってくれるんじゃないかな。そうでない人も、先入観を捨てて聴いてくれれば嬉しいよ。

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 予想よりも長いページになりましたが、今年こそは、YOUNG GUITARかBURRN!か、違う雑誌でも構わないので、ジェイクの喜ばしい記事が掲載されることを祈って・・・

「Take Me Back」を聴きながら・・・。

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