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Player 1996年4月号 Jakeの特集記事

 Playerの1996年4月号を手に入れました。

Player19964

 オジーバンドのギタリスト特集「Ozzy Osbourne GUITARISTS CHRONICLE」という記事です。

Guitarist5

ここで、ジェイクの記事が見開き2ページで掲載されています。

最初のページに掲載の画像がこれです。

P

 1996年1月にロス郊外のジェイクの自宅でのインタビュー記事だそうです。2ページなので、全文、頑張って紹介いたします!

 いつものように、インタビュアーは「Q」として、ジェイクは「J」としていますので、よろしくです。

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Q:バッドランズ解散以来、あなたの噂がパタッて止んでしまったみたいですが、そのあとはどうしていたんですか?

J:93年以降ということだね。バッドランズのあと、マンディ・ライオンというシンガーとウィックド・アライアンスというバンドをやったり、ジョージ・リンチの「ビースト」で1曲弾いたりしていた。95年に入ってからは、ギター・インストゥルメンタルの曲を作ってレコーディングしたりした。あと、1、2カ月ほどで完成するから、夏には出ると思うよ。

Q:ジェフ・ベックのトリビュート・アルバム「ジェフォロジー」でも弾いてましたよね。

J:バッドランズのドラマー、ジェフ・マーティンがポール・ギルバートの曲で叩いていたんだ。彼が俺の名前を出して、参加することになった。

Q:その「ライス・プディング」では実験的なギターも試していましたか?

J:そう。それが今やっていることだね。次のギター・アルバムでも歌なしで面白いことをたくさんやっている。いろんな音を出したくて、最近はペダル・エフェクトに凝っているよ。

Q:ところで今度オジーのリマスター盤が新しく出るので、オジーで弾いていたころのことを話してほしいのですが?

J:それは全然知らなかったな。

Q:オジーに入る前はどんなことをやってたの?

J:6才の時にクラシック・ピアノをやっていたんだ。だからクラシックの影響があるし、俺の父親はジャズの熱狂的なファンだった。それからしばらくロック・バンドをやっていたんだけど、それから4年半くらいして、カントリー&ウェスタン・バンドをやるようになった。金もよかったし、そういう音楽を学ぶのもプレイするのもたのしかったから、カントリーな格好をして座ってることの良い言い訳にもなったよ。それからホーンなんかが入ったファンク・バンドに入った。フュージョン・バンドもやったし、ミュージカルの「オクラホマ」もやったよ。”オークラホマーッ”っていうやつさ。そこでギターを弾いてたんだ(笑)

Q:その後は?

J:いくつかロック・バンドをやってからL.A.に移ってラットに加入し、その後ラフカットに入った。そしてオジーだ。

Q:どんなふうにしてオジーのオーディションに行くことになったの?

J:オジーにランディを紹介したダナ・ストラム(スローター)が連絡してきたんだ。オジーにまたギタリストを探してくれって頼まれたらしい。

Q:あなたのプレイを見て気に入ったの?

J:いや、知り合いの人が俺を気に入ってくれてて、ダナにプッシュしたみたいなんだ。それからテープ・オーディションの話になった。最初に12人ぐらい選ばれていて、順番に3分ずつ弾き、それをテープに録音した。たった3分だけオジーの曲を弾いたんだ。それをオジーの元に送って、4カ月くらいしてから3人が選ばれた。そして、「明日オジーがL.A.に来てオーディションをやる」って言われて、いそいでオジーのアルバムを買って、「クレイジー・トレイン」と「アイ・ドント・ノー」を覚えた。もちろんオジーの曲は知っていたけど、アルバムを買って一生懸命聴くというほどではなかったんだ。

Q:その時他に誰が残っていたの?

J:俺とジョージ・リンチとミッチ・ペリーだよ。ジョージはランディがいたころから知り合いだったから、先にオーディションをしていて、ほとんど決まりかけてたんだ。それkらL.A.で俺とミッチをオーディションしたんだ。そのときジョージもいたよ。俺がプレイした後、オジーがやってきて、「さあ、仕事だ」って言ってきた。そしてジョージのところに行き、「お前は干された」って言ったんだ。実際ジョージは泣いてたよ。

Q:どうしてあなたが選ばれたのだと思う?

J:さあね…ルックスが気に入ったんじゃないかな・ランディ・ローズみたいな奴はイヤだったんだろう。俺は全く反対のルックスだった。黒い髪でオリエンタルの血が入ってて。ランディはもろ白人で金髪だったからね。それにサウンドも気に入っていたんだと思う。いいプレイをしたし、なにしろ俺だけがナーヴァスになってなかった。

Q:オジーがあなたに求めていたのは何だったのかな? ブルーズの要素?

J:オジーがブルーズだって? そんなわけないよ。あるときリハーサルをしてて、たまたま俺たちがブルーズの曲を演奏したんだ。するとオジーが「やめろっ! ブルーズは大嫌いだ」と言ってきたほどだからね。

Q:ランディの曲をやるとき、何か指示された?

J:いや、俺も原曲の通りに弾いていたから、別に何も言われなかった。それが彼の望んでいたことだったしね。

Q:ギターのことについては何か言われたりした?

J:最初、ワミー・バーが付いたギターを使えって言われたよ。ランディが使っていたから、そういうサウンドを出すときに必要だって言うんだ。だけどワミー・バーなしでもネックを曲げたりしてそういう音が出せることを示したあとは、それでもいいよってことになった。あとラックも買えって言われたね。ギタリストはみんな持ってるからって。それでレキシコンをいくつか使ったけど、気に入らなかったから、その後止めてしまった。

Q:オジーってギターのことはどのくらいわかってるの?

J:オジー? 全くだよ。

Q:じゃあ曲はどうやって作ってるの?

J:作ってないよ。

Q:アルバム作るときは? あなたが曲を書いてたの?

J:そう。「月に吠える」は全部、作詞作曲オジー・オズボーンってなってただろ? しかし「月に吠える」「反逆のロックンロール」「スロー・ダウン」「センター・オブ・イターニティ」は俺が書いたんだ。ドン・エイリーは「ソー・ダイアード」「暗闇の帝王」などのバラードを書いていた。しかし契約してなかったんだ。レコードを録り終え、契約をするときになって、最初に言った金よりたくさんやるから、全部オジーが作詞作曲したということにしてくれと言われた。「彼は作ってないじゃないか」と言っても、「人々はそう望んでいるんだから」と言われて、無理にそうさせられたんだ。もしサインしなかったら、俺はクビになって、新しいギタリストがアルバムを録り直し、ツアーに出ることになるんだった。仕方なく従ったよ。だからあのアルバムだけ、全部作詞作曲オジー・オズボーンってなってるんだ。

Q:メロディもあなたが作ったの?

J:いや、曲だけだよ。メロディーはオジー。キャッチフレーズのようなところは自分でスキャットしながら歌うんだ。詞はボブ・デイズリーが作ってたよ。基本的に「月に吠える」と「罪と罰」は俺が曲をつくり、ボブが詞を書き、オジーがメロディーをのせるという感じだった。「罪と罰」ではしっかりクレジットを入れてもらったよ。

Q:じゃあツアーも楽しくなかった?

J:ツアーは楽しかったよ。オジーとはステージの上以外ではあまり親しくしてなかった。嫌いとか憎み合ってるとかいうんじゃないんだ。ただ、親しい関係がないってこと。それがちょっとやり辛らかったね。彼はワイルドは男だけど、俺は静かなタイプだから、友達みたいにはならなかったよ。しかし、ステージではとてもうまくいった。

Q:仕事としてやってたって感じ?

J:そいうんでもないんだけどね。ヘヴィメタルをプレイするのはとても楽しいことだよ。ただバンドって感じではなかったんだ。楽しいことをやっているのと雇われているっていうののちょうど中間って感じだったね。なんだかヘンだったけど。

Q:たくさんの人の前でプレイするのはやっぱ気持ちいい?

J:ああ。アルバムが出る前に初めてカリフォルニアでプレイしたのはUSフェスティヴァルで、30万人もの観客がいたんだ。みんなが俺がどんなサウンドを出すのか興味津津だったみたいで、俺もわくわくした。その時が一番楽しかったね。俺の人生の一番いいときだったよ。

Redjake

Q:オジーの代々のギタリストについてはどう思う?

J:ランディ・ローズは素晴らしいよ。サウンドもいいし、クラシックの影響をあまりクラシックにならないような形で出していた。ロックとクラシックのブレンド具合がよかった。彼はメロディ・マンだね。オジーはいいギタリストを選ぶよ。ザックもいい。アグレッシヴなサウンドで、トーンもいい。特に「ノーモア・ティアーズ」のサウンドはとてもいいよ。ジョー・ホームズはまだ聞いてないからわからないな。

Q:ブラッド・ギルスは?

J:ブラッドはいいギタリストだけど、オジーには合わなかったと思う。ナイド・レンジャーではすごくよかったし、合ってたけれどね。でもギター中心のへヴィな音楽で彼が輝くとは思えないな。

Q:自分自身についてはどう思います?

J:「月に吠える」の音はよくなかったよ。トニー・ボン・ジョヴィがミックスしたんだけど、その時立ち会ってたのが、オジーとカーマイン・アピスだけだった。最初はもっとずっとへヴィなサウンドだったのに、ミックス後は音が弱くなってラウドじゃなくなってた。それにアルバム丸ごとバスドラを一つ入れるのを忘れてたんだぜ! トミーのバスドラがダダダダってなるはずが、ダ、ダ、って間抜けになってるんだ。トミーも「一体俺の左足はどーなってるんだー」って差わいてたよ。だからミックスは気に入ってないんだ。

 でも、どにかく俺はギターを弾くのがとても好きな人間なんだ。ヘヴィ・メタルが好きっていうんじゃなく、確かにそれも弾くけど、ギターを弾く事自体が好きなんだ。ジャズもクラシックもブルーズもそしてヘヴィ・メタルもすべて好きなんだ。多くのギタリストは一つのことばかりに集中しすぎているような気がするよ。他のスタイルを試そうともしないなんて、俺にはわらかないな。

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 とまあ、以上です。

 早く、最新のジェイク情報とか、カムバック情報とか、そういう記事を紹介したいです。

 そうそう、この号では、NAMMの紹介もされていました。

Namm

 ジェイクも夜の11時(!)から参加していたようです。

Nammjake

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コメント

管理人様、こんばんわ。
おお、またまたナイスな情報、ありがとうございます。


最近、先日購入したギターでちょっとへこむことがあったのですが、この記事で元気が出ました。


記事にあるJAKEが作った
「月に吠える」「反逆のロックンロール」「スロー・ダウン」「センター・オブ・イターニティ」
はどれも素晴らしくて、カッコイイ!
毎日弾いております。
(スロー・ダウンはドンが書いたと思ってました。)
スロー・ダウンのソロは最高ですね。
弾きながら涙腺が緩んできます(笑


あと、私の今年の課題曲の1曲(シブガキ隊のゾッコンラブがパクった事で有名なdon’t tell~)でもあるナイトレンジャーのブラッドの事まで書いてあるとは(驚


アームレスでJAKE FAKEをきめるJAKE、かたやフロイドローズの魔術師と呼ばれたブラッドは私のギターを始めるきっかけになったギタリストです。


ふと思ったんですが、ozzyの歴代ギタリストでストラトタイプを好むギタリスト(jake、ブラッド、ジョーホームズなど)は、
ozzyバンドではクビになったりサポートメンバーだったり散々ですね・・・

投稿: abuthankyou | 2012年4月13日 (金) 00時55分

abuthankyouさん、こんばんは。コメントありがとうございます。


>最近、先日購入したギターでちょっとへこむ
>ことがあったのですが…。


あら。どうしたのですか? 何か大変なことがあったのでしょうか? でも私もabuthankyouさんのコメントで、朝から(朝、コメントチェックしてコメントいただいたことに気付いたのです)元気をもらったので、こちらこそ、ありがとうございます。


さてさて、


課題曲、なかなか素敵ですね。


私もがんばりまする!!

>ふと思ったんですが、ozzyの歴代ギタリスト
>でストラトタイプを好むギタリスト
>(jake、ブラッド、ジョーホームズなど)は、
>ozzyバンドではクビになったりサポート
>メンバーだったり散々ですね・・・


本当にその通りですよね。


私個人の勝手な想像ですが、Gas Gも引き続きザックの代わりでいないような気がします。

以前、「オジー降臨」という映画を見た時からそう感じていました。


しかし、オジーバンドのギタリストがどうなるかは、あの「シャロン」次第でしょうね。

よい週末をお過ごしください。

投稿: 管理人 | 2012年4月13日 (金) 22時34分

ちょっとした改造をしてもらったんですが、文字通りへこむ(笑)出来事が。。
でも他責なので、修理してもらってます。


>私個人の勝手な想像ですが、Gas Gも引き続きザックの代わりでいないような気がします


たぶん、OZZYはそのときの流行っている音楽シーンに合せたギタリストをチョイスしてるんだろうな、というか、自分が先端なので必然的に流行る。。という感じでしょうかね。
NWOBHMの時はランディ、フロイドブームはブラッド、LAメタルの時はJAKE、でちょっとアウトロー風貌になったのがジョーとザック・・・などなど


別のブームになったらザックがまたスタイルを変えて復帰とかあるかも知れません(笑

ちょっと前はブルース回帰だったので、OZZYバンドを円満退社だったなら、JAKEも復帰のチャンスがあったかも知れませんね。


管理人様も良い週末をお送りください。

投稿: abuthankyou | 2012年4月14日 (土) 00時23分

abuthankyouさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

>ちょっとした改造をしてもらったんですが、
>文字通りへこむ(笑)出来事が。。

ひゃあ。音が変わったんじゃないですか?
確かに、凹んじゃいますよね。


>ちょっと前はブルース回帰だったので、
>OZZYバンドを円満退社だったなら、JAKEも
>復帰のチャンスがあったかも知れませんね。

そうなんですよ!!

以前にもちらっと紹介したのですが(Burrn!2010年11月号)で、
「…今年の初めにオジー・オズボーンから1本の電話を受けたのである。オジーはガス・Gを雇う事になる前、ジェイクに電話をしてきて、バンドに再び加わることが出来るくらいシラフかどうかを尋ねた。ジェイクは、まだそういう状態ではないと認めたが、頑張ってみると答えた。オジーは、今回のツアーでは彼の快復を待ってられないが、状況の進展具合を随時知らせてくれと言ったという…」


く~!!!


この電話の時、ジェイクが参加できる状態だったら!!!!と沢山のファンが思ったはず!!!、と私は思います。

投稿: 管理人 | 2012年4月15日 (日) 23時04分

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