BURRN! 2015年10月号 Darren Smithが語るRDCとジェイク
今月号のBURRNは、ジェイク関連の記事な掲載されていないだろうと思い込んでいたこともあり、全然、チェックしていなかったのです。いつもコメントをいただいているオジーさんより、ダレンのインタビュー記事が掲載されていると伺いまして、さっそく、雑誌を買いに走りました。中身をチェックしますと、結構、重要なことを語っているではありませんか!!! ということで、そのインタビュー記事をご紹介いたします。
7月に東京で、HAREM SCAREMがライブを二夜連続で行ったのですが、その時のインタビュー記事が掲載されています。
ダレンのインタビュー記事は54頁の中段からです。
RDCとジェイクについてのインタビューを中心にご紹介いたします。もっと詳しく知りたい方は、BURRN!をぜひ購入してくださいね。
下記の---はインタビュアーで、Dはダレンのことです。
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続いて登場したのは、大きな声とその陽気なオーラで一気に場を明るくするダレン・スミスだ。ジェイク・E・リー<g>率いるニュー・バンドRED DRAGON CARTELは2014年8月にベーシストがロニー・マンキューソから元BADLANDSのグレッグ・チェイソンに代わり、今年3月にはそのグレッグと共にダレンが辞め、後任にマイケル・ベック<vo>とアンソニー・エスポジート<b>が加入するも。シンガーはさらにチェス・ウェストに交代。
そんな不安定な状況でこの9月に二度目の来日公演が決まっていたが、このインタビューでダレン自身が言っていたとおり、彼がシンガーの座に戻ることが8月頭にプロモーターから発表された。この裏でどんなやり取りがあったにせよ、とにかく"今この瞬間を楽しむ"のが身上の彼のこと、大好きな日本に舞い戻るチャンスを掴んだ喜びも露わにパワフルな歌声で再びファンを魅了してくれることだろう。
---昨日のショウはいかがでしたか?
ダレン・スミス(以下D):楽しかった! 楽しすぎて、殆ど仕事だとは思えなかったほどだ。
---ちょうど1年前はジェイク・E・リーとRED DRAGON CARTELのライヴで日本に来ていたのに、あれはどうなったんですか?
D:凄くバカげたことなんだ。意思の疎通の問題だったんだよ。当時、俺は4~5か月もツアーに出ていたけど、ギャラがあまり良くなかったんで、だったらむしろ家で妻や子供達と過ごした方がいいと思ったんだ。でも、ぶっちゃけ、マネージメントが彼(ジェイク)に変なことを吹き込んだんじゃないかな。マネージメントは「誰が歌おうが関係ない。肝心なのは君なんだから、歌なんか誰も気にしない」と言ったんだろうけど、皆、歌だって気にするっての! メンバーがコロコロ代わっていたら、メンバーのことをよく知るチャンスもなくなってしまうし、まるでジェイクが一緒に仕事しにくい人間のように思われてしまうけど、そんなことはない! 彼は凄くいい人なんだ。俺とジェイクは仲がいいんだよ。未だにメールのやりとりをしているんだから。もしかすると(RED DRAGON CARTELのライヴで)俺が9月にまた来るかもしれない。誘われたんだ。ここに来る2日前にメールをもらってね。一緒に日本に行かないかって誘われたんだよ。俺は勿論OKしたけど、まずはマネージメントと話をしないといけない。でも折り合いがつけばやるさ!
---この1年でベーシストが交代し、その後も色々メンバー・チェンジがあったようで・・・・・・
D:その理由も俺と同じだお。その後、彼(グレッグ)はリンパ節癌になったんだ。酒もドラッグもタバコも生まれてこのかた一度もやったことがなかったのに、リンパ節癌になったんだよ。切除に成功して回復したけどね。俺はグレッグとはしょっちゅう話をしているけど、順調に回復しているってことなんで、彼は大丈夫だ。でも、あれには皆ブッ飛んだよ。64歳であんなに元気だったのにさ! というわけで変な状況だけど、俺がやるんだったらグレッグにも戻って来てほしいね。
---傍から見ていると、ジェイクってそんなにやりにくい人なのかな、と思ってしまいますが。
D:判るよ。だから俺が「そうじゃないんだ」って言っているわけ。彼は最高にいい人なんだ。ただマネージメントが彼にマズいアドヴァイスをしているんだよ。どうして彼があんなことを許したのか、俺には判らないけど。総ては彼次第だよな。ボスは彼なんだから。でも俺は声を掛けられたんだから、上手くいけば9月に戻って来るよ。
---去年はRED DRAGON CARTELでずっとやっていきたいと言っていて、タトゥーも入れる勢いでしたが、それは実際に入れたんですか?
D:いや、入れなかった。その前に、HAREM SCAREMと入れるべきだろうな。ハリーとは15歳の時から一緒にやってきたんだから。他の誰よりも長く一緒にバンドをやってきたんだ。
・・・・・・・中略・・・・・・・・・・・・・・・・
---RED DRAGON CARTELのツアー中にジェイクと一緒に曲を書いてみた、ということは?
D:それはなかったな。アルバムを出してから、俺達はひたすらそれのリハーサルをして、あとはショウをやっていたんだ。でも、サウンドチェックの時にちょっとしたアイディアは試していたから、俺はそれを携帯にレコーディングしていた。それは今でも持っているし、またアルバムを作るっていう話を聞いているけど、本当のところはどうなのか判らない。俺達、そういう話はしないんだ。1ヶ月前に彼が送ってきたメールには、ギターでウィンドミル奏法をやっていたら、自分で自分の鼻を殴っちまった、と書いてあった(笑) そういうこを俺に知らせるためにメールをくれたんだぜ。彼はそういうことを話すんだ。俺達は友達としての会話をしているんだよ。誰にも言うなって彼に言われたけど、もう言っちまった!(笑)
---何だか、不思議な関係ですね。
D:彼はいいヤツなんだよ。兄貴みたいでね。
・・・・・・・・・・中略・・・・・・・・・・・・
---では最後に日本のファンにメッセージを。
D:俺が皆を愛していることは知っていると思う。彼らに会う度に言っているだから。俺は彼らの献身ぶりが好きなんだ。だから、俺達も彼らのために尽くすのさ。世界中にそういう人達がいると、とっても温かい気持になるよ。ありがとう! だから俺は日本に来るのが大好きなんだ。しかも1年に二度来られたら最高だよな!(笑)
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BURRN!92ページには、ダレン復帰の記載があります。
ダレンのHAREM CSAREMのライヴについては、146頁からカラー画像付きで掲載されています。
ちょ、マネージメント! もっときちんとした方針をもとに、運営してほしいです。まあ、わたしが言ってもしょうがないんだけど。
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